第二次国内革命戦争の時期
井岡山の闘争
（一九二八年十一月二十五日）
これは、毛沢東同志が中国共産党中央に送った報告である。
党は大衆の間で極めて大きな権威をもっているが、政府の権威はそれよりずっと低い。これは手間を省くために、党が多くのことがらを直接に処理し、政権機関をそっちのけにしておくからである。このような状況はかなり多い、政権機関内の党グループは、地方によってはないところもあり、あっても、うまく運用されていない。今後、党は政府を指導する任務を遂行しなければならず、党の主張と措置は、宣伝を別とし、実施のさいは政府の組織を通さなければならない。国民党のように、直接政府に命令する間違ったやり方は避けなければならない。
党の組織問題
日和見主義との闘争の経過ー馬日事変前後には、省境地区の各県の党は、日和見主義に牛耳られていたといえる。反革命がやってきたとき、断固として戦うことはまれであった。昨年十月、赤軍（労農革命軍第一軍第一連隊）が省境地区の各県にきたときには、身を隠し避難していた若干の党員が残っていただけで、党の組織は全部敵に破壊されていた。十一月からことしの四月までは、党を再建した時期であり、五月以後は党を大きいに拡大した時期である。この一年来、党内の日和見主義的現象は依然としていたるところにみられ、一部の党員には闘争する決意がなく、敵がやってくると山奥に隠れて、それを｛伏兵｝と称した。一部の党員は積極性にとんではいたが、盲目的な暴動にながれ。
党在群众中有极大的威权，政府的威权却差得多。这是由于许多事情为图省便，党在那里直接做了，把政权机关搁置一边。这种情形是很多的。政权机关里的党团组织有些地方没有，有些地方有了也用得不完满。以后党要执行领导政府的任务；党的主张办法，除宣传外，执行的时候必须通过政府的组织。国民党直接向政府下命令的错误办法，是要避免的。 党的组织问题
与机会主义斗争的经过：马日事变前后，边界各县的党，可以说是被机会主义操纵的。当反革命到来时，很少坚决的斗争。去年十月，红军（工农革命军第一军第一师第一团）到达边界各县时，只剩下若干避难藏匿的党员，党的组织全部被敌人破坏了。十一月到今年四月，为重新建党时期，五月以后为大发展时期。一年以来，党内机会主义现象仍然到处发现：一部分党员无斗争决心，敌来躲入深山，叫做“打埋伏”；一部分党员富有积极性，却又流于盲目的暴动。
